外壁モルタル・タイルの剥がれ対策
A.モルタルの場合
1.剥がれ落ちている場合
仕上げモルタルあるいは塗装仕上げの下地モルタルが剥がれ落ちている場合は、
剥れている周囲の部分も調査して「浮き」があればいったん撤去し、既存と同じモルタル又は樹脂モルタル等で補修します。
2.浮いている場合
一定の間隔で躯体コンクリートまで穴をあけ、ステンレスピンを打ち込み接着剤を注入して固定する工法などがあります。
改修施工例→
B.タイル仕上げの場合
1.剥がれ落ちている場合
タイルだけが剥がれ落ちている場合は剥がれている周囲の部分も調査して「浮き」があればいったん撤去して貼りなおします。
下地のモルタルごと剥がれ落ちている場合は「モルタルの場合」をご覧ください。
2.浮いている場合
タイルの目地などに一定の間隔で躯体コンクリートまで穴をあけ、ステンレスピンを打ち込み接着剤を注入して固定する工法などがあります。
改修施工例→(タイルを塗り込めて塗装仕上げにしたケース)
(「浮き」は通常使用ではほとんど気が付かず、ある程度専門的な調査で判明することが多い。
浮きの調査は打診調査や赤外線写真による調査などで行います)