屋根からの熱対策(木造)
●断熱はなるべく外気に近いところにするほうが良いとされているので、
屋根材そのものに断熱性のあるものを使うとか、屋根材のすぐ下に断熱層を設置するのが良い。
となりますが、この工法は屋根の葺き替えなどの場合に採用することになります。
●屋根の葺き替えを行わず、比較的簡便な工法として
天井裏にホースで断熱材を空気といっしょに吹き込んで敷き詰める工法があります。
●また、屋根裏に通気口を設けて熱気を逃がしてやると、暑さ対策にはある程度の効果があります。
通気口の取り付け位置は、切妻や片流れ屋根ならばなるべく棟に近い部分の外壁に取り付けます。
寄せ棟などの屋根では棟瓦に通気口が付けられる仕様の工法もあります。