外壁・ベランダ天井の塗装の剥がれ対策
A.外壁
見た目はともかく、漏水や壁の劣化を防止する目的であれば、剥がれた部分とその廻りをケレンして既存と同じ塗装をします。
塗りなおしをしない部分との色あわせは非常に難しいので多少の色違いがでます。
色違いがでないように仕上げるには、壁一面など区切りのいいところまでケレンして塗装をします。
または、剥がれていない部分が劣化していない場合は、その部分はトップコート(表層の色つけ層)のみとすることもできます。
外壁の塗装では、足場の組み立て解体費用が塗装費に比較して大きな割合を占めるので、
その他の足場が必要な修繕も一緒に行うと全体の費用を低くできます。
B.ベランダ天井、開放廊下天井
天井の塗装には上部からの湿気や水分が発散するように通気性や通水性のある(比較的安価な)塗装をするのが一般的です。
防水性の塗料が塗ってあった場合はいったん剥がして通水性のある塗料で塗り替えます。
その他は上記「外壁」と同様です。