●取合い部分の欠陥−対策
本来であれば雨水の入り込まない納まりにする、あるいはちゃんと納まるシンプルな設計にしておく、といった必要があるのでしょうが、
現実問題としては、雨水の浸入個所にシーリングをするといった対症療法とならざるを得ないのが一般的です。
しかし、雨水の浸入個所を特定できないケースも多く、あやしいと思われる継ぎ目全部にシーリングをすることになります。
このとき、水下の部分には極力シーリングをしないでおくほうが安全です。
これは、何かの具合で進入した雨水のはけ口を用意しておくためです。