A.屋上の防水を全面的にやり替える。
1)既存の防水層を取り払って新しい防水をほどこす。
工事が大がかりになり、費用もかさむので近年はこの工法は少ない。
2)既存の防水層はそのまま残して、その上に新しい防水を施工する。
改修施工例→
B.不具合部分を見つけ出し、部分的に補修する。
1)不具合部分の防水を撤去してやり直す。
2)不具合部分に外側(屋上側)から薬剤を注入するなどして補修する。
3)不具合部分に内側(天井裏)から薬剤を注入するなどして補修する。
など、各種の工法があります。
C.じょうご(漏斗:ろうと)とビニールパイプを使って排水する。
※緊急対策用ですが、充分実用的な方法です。
雨漏れしている天井または天井裏にじょうごを当て、じょうごに接続したビニールパイプを窓サッシュの敷居まで導いて排水をします。
防水の補修が終わるまでの一時避難的な対策です。