外壁のタイルが剥がれて落下すると、第三者をまきこんだ大きな事故になる可能性があります。
(一般にタイルそのものが剥がれることは少なく、下地のモルタルがコンクリートから剥がれるケースが多い)
この調査は、タイルとコンクリートの接着強度を計測し、付着力が充分かどうかを調べる試験です。
2.アタッチメント取付け
タイルの表面に接着剤でアタッチメントを取付けます
3.周囲カッター入れ
廻りに影響が及ばないよう、タイルの周囲に切込みを入れます
4.ジャッキによる引張り
タイルが剥がれるまでジャッキを使って引張ります
6.剥がれ面の確認
この例では、タイルの接着面では無くコンクリートが剥がれています。
このことから、タイルの接着力はコンクリートの強度より大きいことがわかります
(構造体のコンクリートが破壊されるまで剥がれ落ちない)