・瓦屋根
瓦が割れたり「ずれ」たりしている場合は張り替えるか
ずれ直しをします。
屋根頂部の「のし瓦」など役物部分は特に注意が必要です。
・取合い部分
どの工法でも共通する部分で、欠陥の出やすい部分が取合い部分。
屋根と外壁の合わせ目、屋根と屋根のぶつかる部分で、
金属板などでおおっている部分。
この部分の納まりが悪かったり、金属板が錆びるなど劣化した場合、
あるいは、コーキング(シーリング)の劣化などが原因となります。
対策としては、金属板の張替えや二重張り、コーキング(シーリング)の
打ち替えなどをします。
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・カラーベスト、コロニアル屋根
屋根材の割れや「ずれ」があれば張り替えか、ずれ直しが必要です。
ひび割れ程度であれば、簡易な対応としてシーリングで
補修できる場合もありますが、これは、次回のより大規模な修繕までの
応急的な対策となります。
再塗装をした際に塗料が瓦の隙間をふさいでしまい、
排水されなくて雨漏りしている場合は、ふさいでいる塗料に
切れ目をいれて排水できるようにします。
・金属板屋根
瓦棒葺きの包み板などの「かしめ」部分などに隙間ができたり
している場合はシーリングで応急対策をしておき、
次回のより大規模な修繕までもたせるのが良いでしょう。