・金属系サイデング
金属板の合わせ目のシーリングが劣化している場合は
シーリングの打ち替えが必要になります。
・取合い部分
どの工法でも共通する部分で、欠陥の出やすい部分です。
サッシュと外壁の合わせ目、ひさしと外壁合わせ目などで、
金属板でおおっていたり、シーリングを打ったりしてあります。
この部分の納まりが悪かったり、金属板が錆びるなど劣化した場合、
あるいは、コーキング(シーリング)の劣化などが原因となります。
対策には、金属板の張替えや二重張り、コーキング(シーリング)の
打ち替えなどをします。
・窯業系サイデング
外壁材のひび割れが原因の場合はそちらをご覧ください。
合わせ目のシーリングが劣化している場合はシーリングの
打ち替えが必要になります。
・モルタル外壁
モルタル外壁の雨漏りは、ひび割れや塗装の剥がれなどに
よっておきますので、それぞれの項目を参照してください。
特にサイデング系の場合、板の隙間から入った「少々の」雨水は
内側の防水紙で止められて下に落ち、基礎の上部やひさしの上部で
外側に排水される仕組みになっているケースが多く、
この部分にシーリングをしてしまうと水の出口がなくなって
室内がわに漏水することがあります。
風雨のときにひさしの上部などから雨が吹き込むからといって
安易にシーリングをしてしまうのは根本的な解決とはならないことが
あります。
風圧による吹込みを防ぐには、水切り鉄板の立ち上がりを高くする
などの対策が必要となります。
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