部分的な割れ、ひびの場合
割れたりひびの入った部分を同じ材料で張りなおします。
色違いが出る場合は必要な範囲の塗装も考慮しなければなりません。
構造的なひび割れの場合
構造体の通常許される範囲のゆれに追従できなくてひび割れが
発生している場合は、ゆれによる変形に追従できる工法で張り替える。
などの対応が必要となります。
設計の段階での話しですが、
外壁材をゆれによる変形に追従できない工法で張る場合は、鉄骨を
太くするなどして変形が小さくなるようにします。
(一般的に鉄骨の費用は高く、外壁の費用は安くなります)
逆に建物の変形が許される範囲で大きくなってでも鉄骨を
細くしたい場合は、外壁を変形に追従できる工法にします。
(一般的に鉄骨の費用は安く、外壁の費用は高くなります)
不同沈下など建物の歪みによる場合は、建物そのものの補強などの
対応が必要になります。